栃木市、佐野市、小山市、板倉町、野木町、足利市、館林市、桐生市の皆様、こんにちは。創業1973年の屋根外壁リフォーム専門店のキレイ家です。
外壁塗装のタイミングを考えるときに一緒に必ず施工を検討してほしいことが「シーリング(コーキング)」の施工となります。窯業系サイディングボードやALCなどの外壁で使われており、外壁の目地や窓まわりに打ってあるゴムのような部分をシーリングと言います。役割としては、建物の防水や伸縮の吸収といったとてもとても重要な役割を担っており、見た目は地味ですが、実はこのシーリングの劣化こそが、雨漏りや外壁のひび割れの原因になるケースも少なくありません。外壁の重症の劣化症状の凍害(ボロボロになってしまう)を起こしてしまうことの起因としてシーリングの劣化もありますので注意が必要です。本日は、シーリングのメンテナンス周期・使用する材料・施工時の注意点などを詳しくご紹介します。
■ シーリングとは?どんな役割??
先ず、人によってシーリングと言ったり、コーキングと言ったりしますが、同じ内容です。今回のブログはすべてシーリングで統一してご説明しますね。
シーリングとは、外壁材の継ぎ目や窓のサッシまわりなど、隙間部分を埋めるための弾性素材のことを言います。外壁が温度変化や地震などで微妙に動く際、その伸縮を吸収して建物へのダメージを防ぎます。特に窯業系サイディング外壁の家では、縦目地や横目地と呼ばれる部分に必ず施工されており、ここがしっかりしていないと以下のようなトラブルが起こります。
- 雨水の侵入による壁内の腐食・カビ
- 外壁材の浮きや反り
- 塗膜の早期劣化
- 室内の湿気や断熱性能低下
つまり、シーリングは外壁塗装と同じか、それ以上に重要な「防水の要」なのです。

■ シーリングの劣化サインを見逃さない
シーリングは常に外気や紫外線にさらされているため、年数が経つと徐々に劣化します。
放置しておくと防水性能が失われるため、劣化のサインを見逃さないことが大切です。
代表的な劣化症状は次の通りです。
- ひび割れ 表面がカサカサし、細かいひびが入ってきた状態。弾力がなくなってきているサインです。

- 肉やせ・痩せ シーリングが縮み、目地の奥が見えるようになります。防水性が低下しています。

- 剥離(はくり) 外壁材からシーリングが離れ、隙間が空いてしまっている状態。雨水侵入の危険大です。

- 硬化・変色 ゴムのような弾力が失われ、触ると硬くなっている場合は寿命が近いと考えられます。

■ メンテナンス周期の目安
シーリングの寿命は、使用する材料や環境によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
| シーリング材の種類 | 耐用年数の目安 | 特徴 |
| ウレタン系 | 約5〜7年 | 弾性が高く密着力もあるが紫外線に弱い |
| シリコン系 | 約7〜10年 | 耐候性が高く長持ちだが塗料との相性に注意 |
| 変成シリコン(変性シリコーン)系 | 約10〜15年 | 塗料との相性がよく、塗装前提の外壁に最適 |
| 高耐候型シーリング(例:オートンイクシードなど) | 約20〜30年 | 耐候・耐久性に優れ、長期的に安心 |


多くの戸建住宅では「変成シリコン系」または「高耐候型シーリング」が使用されています。
特に最近の住宅では、外壁塗装と同じく「耐久年数15〜20年」を目標にするケースが増えています。
■ シーリング工事の方法:打ち替えと打ち増しの違い
劣化が進んだシーリングを補修するには、「打ち替え」と「打ち増し」という2つの施工方法があります。
● 打ち替え工法
古いシーリングをすべて撤去し、新しく充填し直す方法です。
もっとも確実で長持ちする施工で、外壁塗装のタイミングで行うのが理想的です。

● 打ち増し工法
既存のシーリングの上から新たに重ねて充填する方法です。
コストは安いですが、下地が劣化していると密着不良を起こす可能性があります。
窓サッシまわりなど、撤去が難しい部分で採用されます。

■ 消費者が知っておきたいチェックポイント
シーリング工事は見えない部分の仕上がりが耐久性を左右します。
依頼する際には、以下の点をチェックしましょう。
- ✅ 打ち替え、増し打ちを明確に分けて施工しているか
(全て増し打ちではないか)
- ✅ プライマー(下塗り材)をしっかり塗布しているか
→ プライマーを塗らないと密着不良を起こします。シーリングのプライマーの乾燥時間は夏場で15分程度、冬場でも40分程度です。塗装と違い乾燥時間を空けすぎるのも密着効果に影響します。 - ✅ 次の塗装に移るインターバルを守っているか
→ シーリングが固まる前に塗装をすると、後でひび割れの原因になります。 - ✅ 使用材料を明示してくれるか
→ 製品名・メーカー名を教えてくれる業者は信頼度が高いです。 - ✅ 塗装との順序が正しいか
→ 基本は「シーリング打ち替え → 乾燥 → 外壁塗装」です。
※クリヤ塗装のみ塗装後の後打ちです。
■ シーリングと外壁塗装のタイミングは同時がベスト
シーリングは外壁塗装と同じように紫外線で劣化するため、別々に行うと効率が悪くなります。外壁を塗り替えるタイミング(およそ10年〜15年ごと)で、シーリングも一緒に打ち替えるのがベストです。また、最近では「高耐久塗料 × 高耐候シーリング」で20年以上のメンテナンスフリーを目指す施工も増えています。長期的にコストを抑えたい場合は、やや初期費用が高くても高耐久仕様を選ぶのがおすすめです。
■ よくある失敗と注意点
- 外壁だけ塗装して、シーリングを放置してしまう
→ シーリングのひび割れから雨水が入り、せっかくの塗装が早く劣化します。 - 安さを重視して打ち増し工法にする
→ 一時的にはきれいでも、数年で剥がれてしまうことがあります。 - シーリングが硬化する前に塗装してしまう
→ 表面が割れたり、気泡ができたりします。乾燥時間を守ることが重要です。 - 塗料との相性を考えずに材料を選んでしまう
→ 塗膜がはじかれてムラになることも。専門業者の選定が大切です。
■ まとめ:シーリングの質が家の寿命を左右する
シーリングは外壁の「つなぎ目」ですが、その性能は建物全体の防水性能に直結しています。
見た目だけでなく、長く快適に暮らすための重要なメンテナンス要素です。外壁塗装を検討する際は「塗料の種類」だけでなく「シーリング材の種類・施工方法」までしっかり確認しましょう。耐用年数を合わせて施工することで、次のメンテナンスまで安心して暮らせる家を実現できます。
このように、外壁塗装とシーリングは「セットで考える」ことが、住まいの耐久性を高める一番のポイントです。見積もりを取る際には「どんなシーリング材を使うか」「どのような工法で行うか」を確認し、長期的に安心できる施工を選びましょう。
私たち藤岡商事株式会社のキレイ家は、お家の診断を大切に考えており、ご訪問した際の現地調査をしっかり行います。お家の診断は健康診断、人間ドッグと一緒です。人間の体と同じでもし何か異常があるときは対処しなければいけませんので、しっかり診断することが大切です。特に屋根の調査は、表面だけではなく裏側も下地も確認する「ここまで調査をするのか」というくらい現地調査をしっかり行います。きちんとした工事には相応の費用が掛かります。私たちはその場しのぎの安かろう悪かろうの提案はしません。もしかしたら私たちの提案は少し高いといわれるかもしれません。それでも私たちはお家の状態に合わせたベストの提案をする屋根外壁リフォームの専門会社です。なお、私たちは、屋根工事、外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームまで、お家のことは何でも対応可能です。いつでもお問い合わせ下さい。