外壁のデザインをそのままに!クリヤ塗装について 栃木市|佐野市|小山市|板倉町|野木町|足利市|館林市|桐生市 創業1973年の屋根外壁リフォーム専門店 キレイ家

栃木市、佐野市、小山市、板倉町、野木町、足利市、館林市、桐生市の皆様、こんにちは。創業1973年の屋根外壁リフォーム専門店のキレイ家です。

外壁塗装と聞くと、一般的には「外壁の色を塗り替える」イメージを持つ方が多いと思います。しかし近年は、既存の外壁デザインをそのまま活かす方法として注目されているのが「クリヤ塗装」となります。これは透明な塗料を用いた塗装方法で、外壁のデザインや質感を残したまま保護性能を高めることができます。しかしながらクリヤ塗装はただ透明の塗料を塗ればよいわけではなく、技術がとても必要となります。本日は、クリヤ塗装の特徴やメリット・デメリット、施工時の注意点などを専門家の解説としてご説明させていただきます。

1. クリヤ塗装とは

クリヤ塗装とは、無色透明の塗料を外壁に塗装することを言います。塗りつぶしの色を付ける外壁塗装では、着色顔料を含んだ塗料を使用しますが、クリヤ塗装は名前の通りで透明の塗料で顔料が含まれていないため、既存の外壁材の色や模様をそのまま透かして見せることが可能です。新築で家を建てる際にこだわって決めた外壁デザインを残したい!などの際はとても良い施工方法です。

2. クリヤ塗装のメリット

(1) デザインをそのまま活かせる

最大のメリットは、外壁材本来のデザインや質感を保持できる点です。特にレンガ調やタイル調のサイディングボードは、複雑な模様や凹凸が魅力ですが、通常の塗りつぶし塗装ではその模様が隠れてしまいます。クリヤ塗装であれば透明な保護膜を形成するだけなので、新築時の美しい外観をそのまま活かすことが可能です。

(2) 外壁を長持ちさせる

クリヤ塗料には紫外線カット剤や撥水成分が含まれているものが多く、外壁材を雨風や紫外線から守る役割があります。外壁の劣化は主に紫外線や水分の影響によって進行しますが、クリヤ塗装を施すことで外壁の表面保護層が強化され、耐久性が高まります。

(3) 低コストで施工可能

クリヤ塗装は一般的には2回塗りとなります。外壁塗装は通常は3回塗りが基本となりますが、こちらの透明のクリヤ塗料を塗る際は、透明のクリヤ塗料を2回塗ることで施工となります。すなわち、下塗りの材料費や施工費1回分が他の3回塗りよりも減るのでその分コストが低減されます。

(4) 汚れが付きにくく、掃除も簡単

クリヤ塗料にはフッ素や無機成分を含んだ高耐久タイプもあり、汚れが付きにくい「低汚染性」を持つものが増えています。雨水で汚れが流れ落ちるセルフクリーニング機能を備えた塗料もあり、美観を長期間維持するのに適しています。

(5) チョーキング現象が起こらない

通常の塗装では、経年劣化によって塗膜中の顔料が粉化し、白い粉(チョーキング)が表面に現れます。しかしクリヤ塗装には顔料が含まれていないため、チョーキング現象は発生しません。

3. クリヤ塗装のデメリット

(1) 外壁の劣化が進んでいると施工できない

クリヤ塗装は既存の外壁のデザインを残すことが前提のため、劣化が進んでいる外壁には向きません。目安としては築10年程度で、10年を経過している場合にクリヤ塗装をするとせっかく透明でキレイに塗装した箇所が白濁したりすることもあります。

具体的には、

  • チョーキングがすでに発生している
  • 色褪せが進んでいる
  • ひび割れや剥がれが見られる


こうした状態の外壁では、クリヤ塗装をしても見た目が改善されず、かえって劣化を際立たせてしまう可能性があります。

(2) 色の補修ができない

通常の塗装なら新しい色を重ねてリフレッシュできますが、クリヤ塗装は透明なので、外壁の変色や汚れを隠すことはできません。すでに美観が損なわれている場合には、他の塗装方法を検討する必要があります。

(3) ツヤ感が強調される場合がある

クリヤ塗料は仕上がりにツヤが出やすいため、外壁のデザインや色合いによっては光沢が強調されすぎることがあります。マットな質感を好む場合には不向きです。ただし、最近は「3分ツヤ」「5分ツヤ」などツヤを調整できる塗料も増えています。

(4) 外壁材の寿命を延ばす効果は限定的

クリヤ塗装はあくまで表面の保護を目的とするため、外壁材そのものの寿命を大幅に延ばすわけではありません。外壁材がすでに劣化している場合、塗装よりも張り替えやカバー工法が適している場合もあります。

4. クリヤ塗料の種類と耐用年数

クリヤ塗料も通常の塗料と同じように、成分によって耐用年数が異なります。

  • アクリル系:5〜7年(現在はほとんど使われない)
  • ウレタン系:7〜9年(コストは安いが耐久性に劣る)
  • シリコン系:10〜13年(バランスが良く主流)
  • フッ素系:15〜20年(高耐久だが価格は高め)
  • 無機系:20年以上(非常に高耐久、価格も高い)

どの塗料が一番良いですか?といつも聞かれますが、長い耐久性の塗料や高い塗料が良い塗料ではございません。あくまでもご家庭の今後のリフォームプランに合わせた塗料が一番良い塗料と私はこたえています。

5. 施工時の注意点(ここが一番ポイント!!)

  • クリヤ塗装の基本中の基本は、高圧洗浄です。この作業を手抜きにすると仕上がりや不具合が発生します。例えば、外壁の汚れやカビは事前に高圧洗浄で徹底的にきれいに落とす必要がありますね。理由は簡単で、汚れた外壁の上に透明塗料を塗ると、その汚れがそのまま残ります!
  • シーリング施工は、クリヤ塗装後の後打ちで行う。すごくわかりやすい事例ですが、シーリングを施工後にクリヤ塗装をすると、シーリングは柔らかい為、上に塗装したクリヤ塗料がほぼ100%写真の通りひび割れが起きてしまいます!

・そもそも、外壁によってクリヤ塗装ができない場合がある。光触媒・無機・フッ素等でコーティングされている場合は、クリヤ塗装ができない場合があったり、シリコン系のクリヤ塗装が不可能な場合がございます。このような特殊なコーティングがされているサイディング上の場合は、専用の下塗りを塗装する場合があります。

・汚れがひどい箇所はバイオ洗浄をします!状況に応じて、通常の高圧洗浄ではなく、薬剤(バイオ洗浄剤)を使用した「バイオ洗浄」をする場合もございます。尚、バイオ洗浄は換気フード下の黒い汚れもきれいにすることができます。※状況によってバイオ洗浄でも落とせない汚れもあります。

・クリヤ塗装前の下地補修。外壁の色が欠損している部分は下塗りを入れて、同色塗料でタッチアップ。この工程が大切です。この工程をしないと、欠損箇所がそのままになってしまいます・・・

6. クリヤ塗装ができない外壁に施工してしまうと数年後にこんなことに・・・

他の塗装屋さんが安易にクリヤ塗装をしてしまい数年後に後悔した事例です(以下は弊社の施工ではありませんのでご安心ください)。外壁を触って少しだけチョーキングが起きていたのですが、業者によりクリヤ塗装が施工されました。クリヤ塗装をすると塗料の表面ではチョーキング現象は起きませんが、クリヤ塗料の内側にあるもともとの外壁で写真のようにチョーキング現象が発生してしまい白濁が起きます。せっかく塗装して数年後にこんなことになるとがっかりですよね。相談を受けて見に行った際は私もとても驚きました。

ちなみにこちらの白濁した外壁は部分的に同色系で塗装しました。

7. まとめ

クリヤ塗装は、外壁のデザインをそのまま活かしながら保護機能を付与できる塗装方法であり、特に意匠性の高いサイディング外壁に適しています。美観を維持したまま外壁を長持ちさせられる点が大きなメリットですが、一方で外壁の劣化が進んでいる場合には施工できないという制約もあります。

そのため、クリヤ塗装を検討する際には「外壁の状態を正しく診断すること」が最も重要です。適切な時期に施工すれば、コストを抑えつつ新築時の美しい外観を長期間維持することができるでしょう。

もし、栃木市、佐野市、小山市、板倉町、野木町、足利市、館林市、桐生市で外壁のクリヤ塗装をご検討のお客様がおりましたらいつでも弊社までご相談ください。

私たち藤岡商事株式会社のキレイ家は、お家の診断を大切に考えており、ご訪問した際の現地調査をしっかり行います。お家の診断は健康診断、人間ドッグと一緒です。人間の体と同じでもし何か異常があるときは対処しなければいけませんので、しっかり診断することが大切です。特に屋根の調査は、表面だけではなく裏側も下地も確認する「ここまで調査をするのか」というくらい現地調査をしっかり行います。きちんとした工事には相応の費用が掛かります。私たちはその場しのぎの安かろう悪かろうの提案はしません。もしかしたら私たちの提案は少し高いといわれるかもしれません。それでも私たちはお家の状態に合わせたベストの提案をする屋根外壁リフォームの専門会社です。なお、私たちは、屋根工事、外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームまで、お家のことは何でも対応可能です。いつでもお問い合わせ下さい。

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