ベランダ防水(シート防水とは?) 栃木市|佐野市|小山市|板倉町|野木町|足利市|館林市|桐生市 創業1973年の屋根外壁リフォーム専門店 キレイ家

栃木市、佐野市、小山市、板倉町、野木町、足利市、館林市、桐生市の皆様、こんにちは。創業1973年の屋根外壁リフォーム専門店のキレイ家です。

本日は、ベランダ防水や屋上防水で施工されている「シート防水」について専門家として解説していきます。というのも日本の住宅のベランダはFRP防水が主流となっておりますが、ハウスメーカーのセキスイハウス、ダイワハウス、ミサワホーム、ヘーベルハウスなどではシート防水を採用しているところも多く見受けられます。シートと聞くので何か敷いてあるのかなと思いと思いますが、そもそもシート防水とは何を指すのか、メンテナンスは必要なのかについてまとめております。

■ベランダ防水の重要性

戸建て住宅においてベランダは、雨風や紫外線を直接受ける部位であり、常に劣化のリスクにさらされています。防水層が劣化すると、雨水が下地や室内へ浸入し、木造部分の腐食・シロアリ被害・カビの発生など、建物の耐久性や衛生環境に深刻な影響を及ぼします。そのため、ベランダには適切な防水工法を選び、定期的なメンテナンスを行うことが欠かせません。防水工法の中でも「シート防水」は施工精度が安定しやすく、比較的長寿命であることから、戸建て住宅でも多く採用されています。

■シート防水の種類

シート防水とは、防水機能を持ったシートを下地に接着または固定して防水層を形成する工法で、主に以下の2種類のどちらかに分けられます。

(1) 塩化ビニル樹脂系シート防水(塩ビシート防水)

  • 特徴:紫外線やオゾンに強く、耐候性が高い。色あせやひび割れが起こりにくい。
  • 工法:シートを接着剤や機械固定法で下地に固定。表面は美観性もあり、防水層が露出仕上げとなるケースが多い。
  • メリット:耐久性が高く、10〜15年程度の耐用年数が期待できる。メンテナンスも比較的容易。
  • デメリット:鋭利な物での損傷に弱い。部分補修の際は溶着処理が必要。

(2) ゴム系シート防水(EPDMシート防水)

  • 特徴:合成ゴム素材でできており、伸縮性が非常に高い。下地の動きに追従しやすい。
  • 工法:接着剤を用いて全面を貼り付ける密着工法が一般的。
  • メリット:シート自体が軽量で柔軟。複雑な形状にもある程度対応可能。

■施工方法

シート防水の施工は、下地の状況やシートの種類によって異なりますが、基本的な流れは次の通りです。

(1) 下地処理

  • 既存の防水層や汚れを撤去・清掃する。
  • コンクリートやモルタル下地の場合は、凹凸やひび割れを補修し、平滑に整える。
  • 木下地の場合は、合板を新設し、不陸を調整する。

 

(2) プライマー塗布

  • シートを密着させるために接着力を高めるプライマーを塗布する。
  • 下地の吸い込みや接着不良を防ぐ役割もある。

(3) シート敷設・接着

  • 設計に基づきシートを展開。重ねしろを確保しながら貼り付ける。
  • 接着剤を用いる密着工法、専用ディスクやアンカーで固定する機械固定工法などがある。
  • 継ぎ目は溶着や専用テープで処理し、水の侵入を防ぐ。

(4) 端部処理

  • 立ち上がり部分や排水ドレン周囲など、水が溜まりやすい箇所は特に丁寧に処理する。
  • 専用金物や押さえ金具を用い、シートのめくれや浮きを防止する。

(5) 完成検査

  • 仕上がりを目視で確認し、浮きやシワがないかを点検。
  • 必要に応じて散水試験を実施し、防水性能を確認する。

■施工時の注意点

シート防水の耐久性を高めるには、施工時の注意点を守ることが重要です。

  1. 下地の乾燥状態
    下地に水分が残っていると接着不良や膨れの原因となる。施工前には必ず乾燥を確認する。
  2. 重ね幅の確保
    シート同士の重ね代は規定通りに確保しなければ、漏水リスクが高まる。
  3. 気温や天候条件
    接着剤や溶着処理は気温の影響を受けるため、極端に寒い・暑い日、雨天時の施工は避ける。
  4. 排水計画の徹底
    ベランダは勾配を確保し、ドレンまわりを確実に施工しなければ水溜まりが発生し、防水層の劣化を早める。
  5. 適材適所の材料選定
    直射日光にさらされる場所では耐候性の高い塩ビシート、防火性能を求められる場合は認定材料を使用するなど、用途に応じた選択が必要。

■メンテナンス方法

シート防水は適切に施工すれば長寿命ですが、放置すれば不具合が進行します。以下のメンテナンスを行うことで耐用年数を延ばすことが可能です。

(1) 定期点検

  • 少なくとも年1回、シートの浮き・めくれ・破れがないか確認。
  • 立ち上がり部やドレン周辺は重点的に点検する。

(2) 清掃

  • ベランダに落ち葉やゴミが溜まると排水が滞り、シート劣化の原因になる。
  • 定期的に清掃し、排水口を塞がないよう注意する。

(3) 補修

  • 小さな破れやピンホールは専用パッチで補修可能。
  • 継ぎ目のシールが劣化している場合は早めに打ち替える。

(4) 保護塗装(トップコート)

  • シートの種類によっては、定期的に保護塗料を塗布することで紫外線劣化を防げる。
  • 10年ごとにトップコートを施工するのが理想です。ただ20年30年経過してのシート防水へのトップコートは塗膜剥離のリスクもありますので要注意です。

(5) 大規模改修

  • 防水層全体の耐用年数を迎える頃(10〜15年程度)には、全面改修を検討する。
  • 既存シートの上から新たにシートを重ねる「カバー工法」も可能で、コストを抑えられる。

いかがでしたか?シート防水のお家もメンテナンスでお悩みでしたらいつでも弊社までdご相談ください。

私たち藤岡商事株式会社のキレイ家は、お家の診断を大切に考えており、ご訪問した際の現地調査をしっかり行います。お家の診断は健康診断、人間ドッグと一緒です。人間の体と同じでもし何か異常があるときは対処しなければいけませんので、しっかり診断することが大切です。特に屋根の調査は、表面だけではなく裏側も下地も確認する「ここまで調査をするのか」というくらい現地調査をしっかり行います。きちんとした工事には相応の費用が掛かります。私たちはその場しのぎの安かろう悪かろうの提案はしません。もしかしたら私たちの提案は少し高いといわれるかもしれません。それでも私たちはお家の状態に合わせたベストの提案をする屋根外壁リフォームの専門会社です。なお、私たちは、屋根工事、外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームまで、お家のことは何でも対応可能です。いつでもお問い合わせ下さい。

前の記事 一覧へ 次の記事