栃木市、佐野市、小山市、板倉町、野木町、足利市、館林市、桐生市の皆様、こんにちは。
創業1973年の屋根外壁リフォーム専門店のキレイ家 佐野店、キレイ家 藤岡本店です。
栃木県内の住宅でも多く見られる「セメント瓦」や「モニエル瓦」。1980~2000年代前半にかけて多くの住宅に使用されており、現在では築20年以上を迎えるお宅が増えています。
「そろそろ塗装の時期かな?」と思っても、実はこのタイプの屋根は塗装だけでは済まないケースが多いのが現実です。本記事では、セメント瓦・モニエル瓦に塗装が本当に必要なのか、また塗装では対応できない場合のリフォーム方法、注意点などをわかりやすく解説します。
【基礎知識】セメント瓦・モニエル瓦とは?
セメント瓦とは
セメント瓦はその名の通り「セメント」と「砂」を混ぜてモルタル状にし、型に入れて成型・乾燥させた屋根材です。陶器瓦のように焼き固めるわけではないため、表面は塗膜によって防水性を保っています。耐久性は高いものの、紫外線や風雨によって塗膜が劣化すると防水性が失われ、吸水・凍害・ひび割れなどが発生するのが特徴です。

モニエル瓦とは
モニエル瓦(またはコンクリート瓦)は、オーストラリアのモニエル社が開発したセメント瓦の一種です。特徴は、表面に「スラリー層」と呼ばれる着色セメント層がある点。この層があることで色合いに深みを出していますが、塗装時にこのスラリー層をしっかり除去しないと塗料が密着しないという難点があります。そのため、モニエル瓦の塗装は「高圧洗浄・下地処理・専用塗料の選定」を慎重に行わないと、数年で塗膜が剥がれるトラブルになりやすい屋根材でもあります。

【重要】セメント瓦やモニエル瓦は塗装が本当に必要?
築20年程度なら「保護塗装」が有効
まだ下地が健全な段階(築15~20年ほど)であれば、塗装による防水保護が有効です。
この場合は、以下のような施工が基本です。
- 高圧洗浄で汚れ・旧塗膜・スラリー層を除去
- 専用のシーラー(下塗り)を使用
- セメント瓦専用塗料で中塗り・上塗り
こうした正しい工程を踏めば、再び10~15年ほどの耐候性を確保できます。
築25年以上の場合は「塗装ではなく、屋根葺き替え」がおすすめ
しかし、築25年を超えたセメント瓦は、内部まで雨水が染み込み、表面を洗浄する段階で瓦の割れや浮きが発生するリスクが高まります。実際、洗浄時に高圧で水をかけると、
- 瓦のヒビから水が下地に浸入
- ルーフィング(防水シート)が劣化して雨漏りが起こることが多くあります。
そのため、「塗装できるが、塗装しても長持ちしない」という判断になるケースが多いです。弊社では、築25年経過しているセメント瓦は塗装をすればきれいになり長持ちしますが、そもそも「洗浄での雨漏りリスクが非常に大きい=洗浄できない屋根を塗装はできない」との考えから、築25年以上経過している場合は、塗装ではなく、葺き替え工事を検討する方が安心です。塗装屋さんは塗装できますよーと言われると思いますが、塗装はできますが、洗浄ができない(洗浄で雨漏りリスクが非常に高い)と認識しておくとよいと思います。
【比較】セメント瓦にできるリフォーム・できないリフォーム
| リフォーム方法 | 築年数目安 | メリット | デメリット |
| 塗装工事 | ~20年程度 | コストが安い/外観を維持 | 下地が弱いと持たない/洗浄リスク |
| 葺き替え工事 | 25年以上 | 下地を全面更新/軽量屋根にできる | コストが高い/工期が長い |
セメント瓦・モニエル瓦は重いため、「金属屋根(ガルバリウム鋼板)」への葺き替えで耐震性・防水性・メンテナンス性を高めるケースが増えています。
【塗装するなら】塗料の選び方と注意点
専用下塗り塗料を使うことが絶対条件
セメント瓦・モニエル瓦は塗装の塗料が吸い込みしやすく、しっかり下塗りをしないと仕上げに大きく影響します。特に、モニエル瓦の塗装で失敗する原因のほとんどが「スラリー層の残存」です。この層を完全に除去しないと、いくら高級塗料を使っても数年で剥がれます。施工実績の多い専門業者に依頼し、「モニエル瓦の塗装経験があるか」を必ず確認してください。
【誰に相談すべき?】専門業者選びのポイント
一般的な塗装業者ではなく「屋根専門業者」へ相談が一番良いです。セメント瓦やモニエル瓦の塗装・リフォームは、通常の外壁塗装業者では判断を誤ることがあります。経験の少ない業者が「塗れば大丈夫」と安易に引き受けると、数年で雨漏りや剥がれが起きてしまうことも。そのため、相談先としては
✅ 屋根工事専門店
✅ 瓦・板金の両方に対応できる業者
✅ 建築士や屋根診断士が在籍している会社
が理想的です。
弊社(例:藤岡商事株式会社/キレイ家)では、栃木市・佐野市・小山市・野木町・板倉町を中心に、セメント瓦の状態調査から最適リフォームのご提案まで対応しております。
【まとめ】セメント瓦・モニエル瓦の塗装は「時期」と「判断」がカギ
- セメント瓦・モニエル瓦は、表面塗膜で防水しているため塗装は必要な屋根材。
- ただし、築25年以上経過した場合は、塗装では対応しきれないケースが多い。
- 無理な高圧洗浄は雨漏りを誘発するリスクあり。
- 状態に応じて「塗装」「カバー」「葺き替え」を正しく選ぶことが重要。
- 専門知識のある屋根リフォーム業者に相談するのが安心。
栃木市・佐野市・小山市・野木町・板倉町・足利市・下野市など、栃木県南部エリアで対応しています。屋根の点検・診断・お見積りは無料です。「うちの屋根は塗装で大丈夫?」「カバー工事の費用は?」など、気になる方はお気軽にご相談ください。
私たち藤岡商事株式会社のキレイ家 佐野店、キレイ家 藤岡本店では、お家の診断を大切に考えており、ご訪問した際の現地調査をしっかり行います。お家の診断は健康診断、人間ドッグと一緒です。人間の体と同じでもし何か異常があるときは対処しなければいけませんので、しっかり診断することが大切です。特に屋根の調査は、表面だけではなく裏側も下地も確認する「ここまで調査をするのか」というくらい現地調査をしっかり行います。きちんとした工事には相応の費用が掛かります。私たちはその場しのぎの安かろう悪かろうの提案はしません。もしかしたら私たちの提案は少し高いといわれるかもしれません。それでも私たちはお家の状態に合わせたベストの提案をする屋根外壁リフォームの専門会社です。なお、私たちは、屋根工事、外壁工事、塗装工事、各所補修、屋上防水、内装リフォームまで、お家のことは何でも対応可能です。いつでもお問い合わせ下さい。